大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは?
大腸内視鏡検査は、肛門から内視鏡を挿入して、大腸がん、炎症性腸疾患、ポリープなどの疾患を発見、治療するための検査です。
その中でも、大腸がんは、40歳代から増加し始め、年齢を重ねるほどに増加していきます。食生活の欧米化、肥満、ストレス、飲酒、喫煙、運動不足などの生活習慣が原因となることが多いと言われています。
2021年、日本人の大腸がんによる死亡数順位は、全体で2位(男性:2位、女性1位)となっており、死亡数の多い疾患となっています(※)。また、大腸がんは、初期では自覚症状がほとんどなく、いつの間にか進行してしまうのも恐ろしい点です。
大腸カメラは、内視鏡を用いて直接観察し、異常があった場合は組織の検査も実施できるので、がんの発見に有用な検査です。
以下の症状のある方は、ご相談ください。
・便潜血検査(検便)で、陽性または、要精密検査となった方
・便に血が混じっている方
・急激な体重減少がある方
・便通異常が続いている方(下痢、便秘、便が細いなど)
・お腹が張りが気になる方
・過去に大腸ポリープがあった方
大腸カメラで分かる疾患
・大腸がん
・大腸ポリープ
・潰瘍性大腸炎
・クローン病
・消化管悪性リンパ腫
など。
気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
※出典:がん情報サービス・最新がん統計
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html