「膝の痛みで、買い物や散歩、趣味活動がしんどくなってきた」
「階段の上り下りがつらい」など、
膝の痛みでお悩みの方は多くいらっしゃいます。
また、
「ヒアルロン酸注射の効果がだんだん薄れてきた感じがする」
「注射するための通院が大変」
「人工関節の手術をするのは抵抗がある」など
お考えの方に、新しい治療の選択肢として「再生医療」があります。
再生医療とは、体が本来持っている回復能力をうまく引き出して、その組織の修復を目指す医療です。自身の血液など自分由来の組織を使用するので、拒絶反応、副作用がなく安全性が非常に高い治療です。
当院では、2種類の治療法を用意しております。
1. 多血小板血漿療法(PRP療法)
自身の血液から血小板を多く含んだ成分を抽出し、傷ついた患部に注射する治療です。 血小板には、成長因子という組織の修復を促す物質が豊富に含まれています。この成長因子の力を借りて、炎症を抑え、膝の自然治癒力を高めることを目指します。また、当院ではPRP-FD療法という、PRPから成長因子だけを抽出したものを製剤化して注入いたします。PRPに比べて、約2倍の成長因子が含まれています。
そして、PRP-FDにさらに成長因子を増加させた新しい治療のPRP-FD (2.0)も行っております。
2. 脂肪由来幹細胞(ASC療法)
ご自身の脂肪から採取した幹細胞を培養して増やし、膝関節に注射する治療です。 幹細胞には、軟骨や骨などの様々な細胞に変化する能力や、強力な抗炎症作用があります。これらの働きにより、軟骨の保護や炎症の抑制、痛みの軽減などが期待されます。
当院では患者様の症状に合わせた様々な治療メニューを用意しております。再生医療は自費診療となり高額な治療にはなります。
「自分には効果があるのだろうか?」や、「費用はどれくらいかかるのだろう?」などご興味のある方やご質問のある方は、整形外科の診察時にお気軽にご相談ください。






